
最近オーディオ・アクセサリーを手掛けるアコースティック・リヴァイヴの空気録音(オーディオから出てくる音をそのまま録音する)の動画を視聴。その中でソースとして使用されていたのがこのディスク。
いわゆる「スーパー・ギター・トリオ」とよばれたアル・ディ・メオラ、パコ・デ・ルシア、ジョン・マクラフリンによるライヴ録音盤。USコロムビア・オリジナル盤です。コロムビアのレコードを再生する時にいつもついてまわるのが「イコライザー・カーヴ」問題。
一説にはUSコロムビアは82年くらいまで独自のコロムビア・カーヴでカットしていたのだと。これは81年なのでど〜かな〜みたいな。これまでこの辺りのアルバムで比較してコロムビア・カーヴが明らかに良いという体験はありませんでしたが、これはどうも明らかにコロムビアが良い印象。だいたいRIAAで聴くと音が前に出てくる、コロムビアにすると引っ込む、という傾向があるように思いますが、このレコードでは前面に出てきていた平板な音がスッと引っ込んで、ステージ上に奏者が並んでいるような立体的な音に変貌。一曲めの「地中海の舞踏」では左にパコ・デ・ルシア、中央にアル・ディ・メオラがいて、凄まじい技の応酬を客席で浴びているキブンに。
ちなみにもともとの動画はアナログとデジタル音源を比較して「アナログはデジタルに劣らないよ〜」という内容。おそらくある配信者の「アナログはデジタルより音悪いに決まってんだろ?そんなのもわかんないの?」的な動画がアクセスを集めていることへの対抗だと思われます。ワタシもこの動画観てみましたが、皆様におかれましては是非この動画を信じ、手持ちのアナログを売っぱらって、レコード・セールへの参戦をやめていただければ、中古レコードが市場に出てきてかつ競争率が減るので、うれしいですね〜。
