
音楽評論家、渋谷陽一氏の訃報が。ワタシが音楽沼にはまったころはラジオもされてましたが、どちらかというと古典ロックの2時間特番のDJの印象が強く「ブリティッシュ・ロック好きなオッサン」とのイメージが。当時金がないのでロッキンオンは本屋で立ち読みしてましたが、正直通常の記事はなんだか小難しいことが書いてあるだけの印象で「で、結局なに聴けばい〜んだよ」という欲求に応えず。なので毎月の楽しみは「渋松対談」。後で実際の対談ではなく架空だったと知りましたが、当時は「いい大人がなにやってんだか・・・」と面白く読ませていただいてました。同じ見開きに掲載されていた4コマ漫画も毎回楽しみで、個人的にはほりのぶゆき氏の「たてのり」(「殺陣海苔」表記の回もあり)が一番好きでした。渋松対談から感じられた渋谷陽一氏は、もともとあった体制としての音楽評論にロック評論で挑んでいたら、いつのまにかロッキンオンがメジャー音楽雑誌になって体制側になってしまったことにとまどい、韜晦して「ボケ老人」などと称していた印象が。その後もインタビュー雑誌やフェスを立ち上げたりしてもそれなりに上手くいっていたので、そういう才能がある方だったのでしょう。ですが本心では先立たれた相方の松村雄策氏のようなロックな生き方がしたかったのかもしれないな〜と思ったり。
謹んで御冥福をお祈りいたします。
謹んで御冥福をお祈りいたします。