音像と音場についてご質問いただいたりしましたが、正直これをめざしたことはなく、単に収拾がつかなくなっているだけ。少し前にも登場いただいた寺島靖国氏は元々は音像好きではなく、シンバルがとにかくガツーンと鳴る太い音を追求し、いわゆるオーディオ的に優れているとされる音は「つまんね〜な」というふうに書いておられたように記憶してます。ところがどこかの時点で音像の魅力に気づかれたらしく、87歳の現在は見える録音のソフト収集、見えるオーディオの整備に邁進。このようにこの道はまさしく「沼」そのもので「まだ先があるのでは」と突進してしまい、しかも行った先に「何もないやんか〜」となりそうで、万人にオススメはできないのです。
今回はこんなレコードを。これはスーパー・コントラバス奏者、ゲリー・カーのオルガン伴奏によるソロ演奏録音。まさしくベースの音像とオルガンの音場という2つを愉しむために録音されたモノ。さらにはコントラバスの超低音をキレイに再生できるか、という面も。昨日さらにアクセサリーを追加して気持ちの良い音場を堪能。ただしジブンがコントラバスをやっているのにアレなんですが、コントラバスの高音域の音は名手であっても不自然さが完全にはなくならないため、それほど好きではありません。一方でブワッとくる低音は最高の快感ですね。