先日ある地方のテレビかなんかのニュース動画をたまたま見ました。それは最近レコードが復権して人気が出ている、という内容でしたが、その人気沸騰のわかりやすい例として「中古レコードになんと14万円以上の値段が!!」という高額レコードの代表みたいに登場していたのがこのアルバム。山下達郎の89年ライヴ・アルバム「JOY」。アナログ衰退期にあってアナログ3枚組でのリリースで、御大も「時代的に最後の3枚組だと思って出した」と話してましたね。このアルバムはこれまでアナログで再発されたことがなく(CDも?)今年この頃のアルファ・ムーンからのアルバムが現在進行形でアナログ再発されてますがやはりこのアルバムはなし。ワタシは発売当時CDで買って愛聴してましたが、CDを聴かなくなってからアナログが出ていたことに気づいて探しましたが既に高額盤に。ですが「もう安くなることはないし、たぶん再発もないだろう」とあきらめてヤフオクに出ていた即決のを落札したのがコレ。予想通りシティポップ・ブームやらなんやらでその後さらに市場価格は上昇し、ついに15万水準なので結果的には買っといてよかった、という事に。
このアルバムのキモはベース伊藤広規、ドラム青山純という黄金のリズム・セクションの演奏。達郎氏はおそらく海外のレッキング・クルーなどに負けないリズム・セクションを育成するという目標をかかげていたと思われ、その成果がここに。一番堪能できるのはD面収録でアルバム「メロディーズ」の一曲「メリーゴーランド」。冒頭のベースソロから重量感十分の演奏で後半にはドラムとベースのソロまであって大満足なのです。