
これは遠征にてゲット品。エサ箱から出てきたとき、どうやらヨーロッパのビッグバンド・ジャズらしい、というのはわかりましたが、内容などは当然まったくノーヒント。ですが外袋に貼ってあるシールの色から800円だったので買ってみることに。ワタシの中で3桁レコは買うというよりも「試聴料を支払う」という感覚。つまりどんなレコードか聴いてみるのに躊躇しないということ。で、どうやらこのレコードは87年のチェコスロバキア盤でジャズ・コンボとビッグバンドが共演。ビッグバンドはプラハ国立テレビのオーケストラの団員で構成されているようす。日本でいえばNHK交響楽団の管楽器セクションがジャズ・バンドと共演している感じですね。結論からいうとこのレコード、トンデモなく良いレコードでした。とにかくビッグバンドの音がブリリアント。チェコスロバキアはチェコ・フィルハーモニーなどの名門オーケストラがありますが特に金管のレベルが高く、この録音に参加しているメンバーも名手ぞろいの可能性が。響きがとにかく美しく、日本のビッグバンド録音には音が割れんばかりに力奏しているものがありますが、そういう演奏とはまったく余裕が違います。録音も超優秀。ソロなどを担当しているジャズメンたちの演奏もナイス。アレンジも良好。ですが海外の音盤サイトを覗いてみたところ、このレコードはやはり激安。特に世間的には人気レコではないようですが、ジブン的には安い値段で世間で知られていない最高なレコードを発掘するのが無上のヨロコビ。ガイドブックにのっているレコードだけ決め打ちして、他のレコードには見向きもしないような掘り方、つまんなくてやってられません。
