これは遠征にてゲットした1枚。荒井由実のファースト「ひこうき雲」。見開きジャケットですがいわゆる「大アルファ・ジャケ」ではなく、一見普通の中古。これを買ったところには同じようなひこうき雲が3枚ありましたが、全部盤を確認したところ、コレが圧倒的でした。何が?「スタンパー」が、です。この盤を見てみるとマトリックスとスタンパーはA面が「2S 1」B面が「2S 3」。以前記事にしたことがありますが我が家には「大アルファ名前表記ミス・ジャケ見本盤」があり、これはテストプレスを除くと最初期プレスと推測されます。そのマトリックスとスタンパーが「2S 1」と「2S 4」。なので見本盤とまったく遜色ないスタンパーが使われているかも、というシロモノ。音を聴いてみたところ、その仮説を裏付けるようなスゴい音。一番わかりやすいのは一曲目の「サー」というホワイト・ノイズ。たしかこのテイクが録音されたときにドルビー・システムの設定をミスっていたかなんかでノイズが入ったのですが、この曲については結局これを超えるテイクが出なかったため、このテイクを採用。変な表現ですがノイズがしっかりキレイに聴こえたらOK、みたいな。見本盤の方が少しだけ音の分離が良い印象でしたが値段の差を考えると些少な誤差。コレのオネダンははズバリ1000円。ちなみにゴールデンウィークの某チェーン店の和モノのセールに大アルファ・ジャケの市販盤帯付きが出てましたが22万円でした!(初版のジャケには創設されたばかりのALPHAレコードのロゴがデカデカと印刷されていましたが、出荷が始まったあとで発売元の東芝の幹部がロゴが目立つことに激怒し、出荷停止&ジャケ修正となったため、現在レアとなっています)