
これは京都にてゲット品。ブリティッシュ・フィメール・フォークの名盤、シェラ・マクドナルドの2枚目にしてラスト・アルバム。UKオリジナル盤です。これも以前からジャケットは知っていて、なんとなく不気味な雰囲気にブリティッシュ奥の院的なものを感じていました。なのでエサ箱から予期せず出現して動揺してしまい、思わず購入。前に紹介したレコードと同様ブリティッシュ・フォークのコレクターが放出したものと思われます。当時のシーンではサンディ・デニーと並び称される新進シンガーだったようですが、マイナー・レーベルであるB&Cでの発売のためかこのアルバムでシーンから消えたよう。その歌声はサンディ・デニーよりも力強いですがスコットランド出身のためか適度な翳りも。伴奏はギターやピアノなど最低限ですが、曲によってはオルガンやサックスも。しかしあくまで歌伴の範囲内で、プログレ的展開はなし。と思ったら最後の曲でストリングスと合唱が入っており、高額廃盤の泣きのイントロで始まるB-4「オデッセイ」が素晴らしい名曲。プレスはEMIでマトリックスは2Uと1U。スタンパーは1-Aと1-M。おそらくコレが初版。理由は両面マトリックス1があるとすると、けっこう売れて再販売するときにカッティングし直すわけですが、再利用した1の方のスタンパーは進んでいるはず。ですがコレは両面ともスタンパーは同じくらいのジェネレーションなので矛盾するわけです。どうしてもマトリックス1を聴きたい場合はボツになったテスト・プレスを探すことになりますね。
