これは最近地元にてゲット品。アジア系アメリカ人のバリトンサックス奏者、フレッド・ホーの88年リーダー作。(英語版ウィキペディアは87年となっていますがジャケットのクレジットは88年)これはイタリアのジャズ・レーベル、ソウルノートなので買ってみました。ソウルノートは録音の良いものが多く適価でみつけたら買ってます。そして今回はもう一つ。日本人ベーシストでベースの帝王ともよばれているらしい名手、藤原清澄氏が参加しているのです。ワタシはむか〜し大学の軽音楽部のつてで藤原氏も出演するジャズ・コンサートの手伝いをしたことあり。また某県の楽器屋に行ったとき藤原氏から依頼されて製作しているというコントラバスを見たことがあるなど、少し接点があるもののレコードは持っていなかったので、さてどんな音楽をやっているのか興味が。
ジャケットやタイトルから政治的な内容かな、と推測しましたが、実際リーダーのホー氏は有名なマルクス主義者であったようす。しかし内容は予想していたようなブリブリなフリーではなく、不協和音はところどころにありますがあくまでアレンジの範疇。とにかくカッコよい曲が多く、聴いているとなぜか温かい気持ちになってきます。藤原氏は一曲目から大活躍で破壊力バツグンの重低音にて演奏の骨格をになっており、月並みですが日本人とは思えない演奏。アジアとアフリカの融合というのもテーマの一つのようですが京劇に出てくるシャンシャンいう鳴り物のようなのはときどき入ってますが、これはアジアっぽいというフレーズは目立ちません。