このアルバムは初めてゲット。これまでジャケットは知っていたものの「ドン・フリードマン、だれ?」という感じでスルーしてました。しかしこの84年のビクターからのリバーサイド再発ではシリーズの10番のナンバーを与えられています。1番から9番はビル・エヴァンスが2枚、ウェス・モンゴメリーが2枚、セロニアス・モンクが3枚、ケニー・ドリューとウィントン・ケリーが各1枚というラインナップなので、ここに位置しているということは並み居るジャズ・ジャイアンツたちと遜色ない存在ということ。(ワルツ・フォー・デビィでさえ13番)なので良いに違いない、と思って買ってみました。
で、一曲目からウロコがボロボロと落ちましたね。ピアノ・トリオなのですがビル・エヴァンスをも超える叙情的なピアノに驚愕。この方、元々は典型的なバップ系ピアニストだったそうで、地方から出てきたときに住居の世話をしたりして活動をともにしていたベースのスコット・ラファロをビル・エヴァンスにとられてから、「エヴァンス派」に転向した、というハナシがあるようで、なんともマユツバですが確かにこのアルバムについていえば、エヴァンス派といわれるユーロ・ジャズのプレイヤーたちと同じベクトルにいるかな、と。
ちなみにこ当時はこのアルバムに参加しているベースのチャック・イスラエルと活動していたようですが、スコット・ラファロ亡きあとにチャックさんもとられるというまさかの事態になったそうです。ビル、ひでぇぇ〜〜・・・