これは最近地元にてゲット品。東芝の高音質盤「ダイレクト・ディスク」だそうですが、これは演奏をリアルタイムでカッティングする「ダイレクト・カッティング」のことではないらしく、紛らわしいですね。いわゆるドラム・バトルもので、ベテランのジョージ川口、ジミー竹内に加えて海外勢のドナルド・ベイリー、当時天才少年として知られていた奥平慎吾が参加。2人だと左右に、4人では横にズラッとならんだ音像で録音。一応ジャズ演奏の体をとってますが、メインはドラム・ソロ。録音は鮮明そのものでドラム・キットを視覚的に再現。中でも圧倒的なのはジョージ川口。とにかく音がデカく、音圧がスゴすぎて、上手いんだかなんだかよくわからないですが。最年少の奥平クンは4人参加セッションの一番左にいますが、体格のせいかパワーはありませんが、なかなかに手堅いプレイを展開。一番クレバーなプレイかも。
まあいかにもオーディオ・ヲタクむけのアホな企画のアルバムですが、こういうのキライではありません。