
これも辺境プログレ盤。これはベルギーのプログレ・バンド、ユニヴェル・ゼロの80年作品。おそらくベルギー・オリジナル盤です。冒頭からカッコいい変拍子フレーズが炸裂しますが、そのあとはゆったりしたウネウネが延々と。先日紹介したフランスのアール・ゾイの影響が強いらしく、いわゆるチェンバー・ロック系の雰囲気。面白いのは普通はロックに似つかわしくないファゴットの奏者がいること。ファゴットのソロが入っているバンドといえば、イギリス王立音楽院出身のメンバーが組んだバンド、グリフォンが思い出されますが、グリフォンのような中世趣味は希薄でもっと削ぎ落とされた怜悧な音なのは、やはりパンク〜ニューウェーブを通過しているからでしょうか。
