
これは年末にドフにてゲット品。小室哲哉の22年作。どうやらこのアナログはファンクラブのサイト上のみで販売されたモノのよう。基本はピアノやキーボードとベース、ドラムのトリオにときおりサックスやギターが入るインスト・アルバム。ファンクラブむけのためかフォトが何枚か封入されており、そのうちの一枚にインタビュー記事が。それによると制作のきっかけはあるレストランのBGMの依頼で、そこから音楽で世界を旅する、というコンセプトになったそう。コロナの規制でこもっている間にジャズの理論を勉強し直したらしく、その成果がこの「ジャズっぽい」音楽に反映されてるようですが、ワタシはこの音楽を一言で表現するコトバを知ってます。それは「フュージョン」。まあ本人はそういう特定のジャンルに押し込められるのを嫌ったのでしょうが。
内容は「異様に瑞々しいフュージョン」。和フュージョンの傑作といってよいかと。コロナ禍での制作らしく各楽器は個別に録音したデータをプロトゥース上で編集しているため、スタジオでせーの録音のようなライブ感や音像はありませんが、低音がファットでココチよい音。
このアルバムのメディアはアナログを意図して制作した、とインタビューで明言。88年の傑作、TMネットワーク「キャロル」のアナログ2枚組はCDと曲順が違っているようですが、ディスク1が組曲のような構成になっているアナログが本来意図していた姿だとも。ナルホドと納得した次第。
