これは東京にてゲット品。中古ですが出たのは最近らしく、こんなのが出ていたのを知らないのはまさしく情報弱者。これは80年代に伝説の指揮者、カルロス・クライバーがバイエルン放送響を振ったベートーヴェンの交響曲集。たしかバイエルン州立歌劇場が火災かなんかの被害があって、再建のためのチャリティー・コンサートのライブ録音で、当時は4番のみリリースされました。(レコードもチャリティーで、たしか安値設定)この4番がスゴい演奏で、当時のウタイ文句が「ここでカルロス、火を吹いた」。吹かね〜よ、みたいな(笑)。で、当時はリリースされなかった6番と7番が初アナログ化というわけ。
今日は7番を聴いてますが、実は世界で一番上手いオケといわれていたバイエルン放送響は当然素晴らしい音。なのですがこの演奏、クライバーがウィーン・フィルを振った有名なアルバムの演奏とかなりソックリ。同じ指揮者なので同じようなのは当たり前という説もありますが、ここまで同じというのはかなり異常。以前クライバーの伝記をパラパラと読んだことがありますが、かなり神経質な方だったようなので、一度作り込んだ演奏を変えるのは怖かったのかもしれません。とはいえ素晴らしい録音と演奏で例えば三楽章のトリオなどは陶然たる響きにヤラレますね〜。
それにしても、三楽章が終わるとすぐに四楽章に入るいわゆる「アタッカ」なんですが、三楽章が終わるやいなやスゴい勢いでみんな譜めくりしていて笑いました。