
青森に来てまして、本日は弘前にあるジャズ喫茶、スガさんにお邪魔しました。急な階段を登っていくとお〜昭和な雰囲気。お店に入ると、ガラーンとした店内にマスターが。右側にカウンター、左側にテーブル席があり、テーブル席側の奥にJBLらしきフルレンジのスピーカーが2つ。入り口入ってすぐ右側はガラスで仕切られた「ブース」がありレコードが収納されていてレコード・プレーヤーが2つ。(昔のDENONかと)
さっそく注文しようとしましたが、メニューや壁の掲示もないのでマスターにお尋ねすると、メニュー表はなく、コーヒー、ビール、ウイスキーの三択のみ、と。なのでビールを。
かかっていたのはそんなに古くなさそうなピアノ・トリオ。低音はそれほど明確ではなくシンバルもそれほど立ちませんがピアノの音などはとても美しいな〜と。
マスターからどこから?と尋ねられたので、〜〜県で、と言うと、びっくりしたように「〜〜県のお客は初めてだ〜」ってホントか?(笑)「福岡とか宮崎の人はよくくるけど」とおっしゃるので「イヤ〜ジャズ後進県ですんませ〜ん」と言ったらウケてました。
マスターはお話し好きらしく、いろいろとうかがいました。開店は1970年の11月25日で、「アルバート・アイラーが死んだ日。あと三島由紀夫が割腹自殺したのもその日」ってどうなのそれ(笑)。もうすぐ54年めに突入だそうですが、「もう飽きたよね」「この辺りの店やってないから静かなものですよ」などボヤキ節も。
入口のすぐ横には手書きで最近亡くなったジャズ奏者の名前が。(ジョン・マーシャル亡くなってたんですね
)一番最近は10月にカーラ・ブレイが亡くなったようで、あ~それであの太ももバーンなジャケットのライブ盤がレコード並べて積んである手前にあるのか、とおもったら「あ、それずっとそこにあるの」って(笑)。おそらく80年代くらいから20年くらい地元のジャズ・コンサートのいわゆる呼び屋もされていたらしく、コンサートに来たジャズ・メンたちの写真や油絵(?)が。結局ビール一杯で1時間以上ねばってしまいましたが、とても良いお店でした。まだまだ耳もよく聞こえて声も若々しいマスターに、まだまだ頑張って下さいとお声がけして店をあとにしました。
あ、レコードはもうかけてないそうです!
