
これも最近発掘盤。いわゆる「ダイレクト・カッティング」のレコード。ダイレクト・カッティングとは演奏をいったん記録媒体に記録し、その録音ソースを再生してカッティングする、という工程から「録音と再生」をすっとばして、演奏をマイクで拾ってリアルタイムでカッティングするというモノ。70年代後半に最もさかんだったと思いますが、最近でもベルリン・フィルのブラームスだかの交響曲全集で採用されてましたね。
ダイレクト・カッティングはオーケストラとかビッグ・バンドの録音が多い印象で、これはビッグ・バンド・ジャズ。音が良いというか、音の立ち上がりが良いんですね。誤解をおそれず言うと「立ち上がりがない」。スッと音が出てくるのです。あと、片面をカッティングするまでは続けて演奏するので、曲の間の静寂からこそこそと音がすることがあり、何やら人の気配がして面白いですね。
