
本日はこんな盤。フランスのピアニスト、アルフレッド・コルトーがEMIに録音したアルバム。これは日本盤ですがスタンパーはイギリス製。53年にアビー・ロード・スタジオにて録音されていますが、音質がとても良く、ピアノの美しい響きがよく聴きとれます。しかしなんといっても演奏の素晴らしさ。録音時すでに75歳であったようですが音楽が瑞々しく、とてもそんな年齢には思えません。ピアノの技術的なことはよくわかりませんが、やりたいことが十全に伝わってくる演奏かと。
この前年の52年には来日されたようで、いたく日本を気に入り、たまたま見かけた無人島に「住みたい」とまでおっしゃったよう。戦時中は反ナチスの態度をとらなかったためフルトヴェングラーのようにしばらく活動できない時期もあったようで、ヨーロッパでは微妙な立場にあったことは想像に難くなく、暖かく歓迎してくれる極東の島国への来日が実現したのかも。
こんな老人でしたら文句なく尊敬に値しますね~。
