これは先日の合同セールにてゲット品。イタリアのプログレ系ロック・バンド、ニュートロルスの73年のアルバム。イタリア・オリジナル盤です。よく「UKオリジナルは音が良い」みたいなハナシがありますが、イギリス以外の国のプレスが良くないかというとそんなことはありません。なのでイタリア・ロックはオリジナルで聴きたいですが、いかんせん地方ではめったに出会うことがないので、見つけたら買うハメに。
このアルバムはライヴ録音の長い曲を二曲収録していますが、音は臨場感があって素晴らしいですね。
さてその二曲のタイトルですが、A面が「4分の7」、B面が「8分の13」。つまり曲の拍子をそのままタイトルにしています。どちらも奇数系の拍子ですね。奇数系の曲として有名なのはクラシックではチャイコフスキーの「悲愴交響曲」の第二楽章、ジャズではデイヴ・ブルーベックの「テイク・ファイブ」でしょうか。(どちらも5拍子)ポピュラーでは珍しいですが、さすがイタリアのバンドというところですね。
個人的にはA面が緻密さとフリーさがほどよくミックスされた良い曲、良い演奏と感じます。わりとサイケ感もあり、途中で感極まった客が叫んでます。
B面は冒頭に彼らの名盤とされる「コンチェルト・グロッソ」からの抜粋が演奏された後に13拍子ゾーンに突入します。基本的な構造はベースラインを聴くと「3+3+3+(1+3)」のようで、通常の八分の十二拍子の四拍めのアタマに休符を一つおいて、変則的なシンコペーションとしいるのかな、と思います。(シロートのアサハカなる考えなのでアシカラず)これもかっこいいのですが、やや単調なきらいがあるので、もう少しいろいろなリズムパターンもやってみたらよかったのに~などと。(余計なお世話ですね)