これは後に一般的な人気も獲得したジャズ・ボーカリスト、笠井紀美子が和ジャズ名門レーベル、スリー・ブラインド・マイスに残した初期録音盤。といってもリーダー作というよりはサックス奏者、峰厚介のカルテットとの共同名義のよう。カルテットのみの演奏が二曲入っており、明らかにコルトレーンに影響を受けているっポいソプラノ・サックスの素晴らしいソロを堪能できます。
当方、スリー・ブラインド・マイスというだけで反射的に買ってしまう体質なので深く考えていなかったのですが、これはどうも70年代後半の後期盤のよう。芝生の中に彼女がポツンと立っているジャケットのが初版、彼女の立ち姿が大写しになっているものの誰だかよくわかんないジャケットのが第二版、いかにも「夜ジャズ」な素敵ジャケットのこれが第三版のようです。圧倒的にこれがオリジナルっぽいですが、おそらく当時人気が出ていた彼女をメインにして売ってやろうということでしようから、そう考えるとやっぱり初期ジャケットで欲しい気もします。