このジャケットをみて「おっ」と思った方はクラシック通かも。これはバレエ音楽に定評のあった指揮者、アーネスト・アンセルメが手兵のスイス・ロマンド響ではなく、イギリスのロイヤル・フィルを指揮してバレエ音楽の名曲を二枚組に収めたアルバム。録音はデッカの著名なエンジニアが担当しており、クラシック録音史上に残る名録音として知られています。なので現在オリジナル盤は六桁軽く超えの超絶レア・アイテムです。ですがこれは残念ながら国内盤。カッティングもおそらく国内です。なのであまり「おっ!?」という音ではないのですが、唯一「白鳥の湖抜粋」などが収録されているSide1が「オリジナルってこんな音なのかな?」と思わせる音質。眼前に広大なステージが出現し、ハープやヴァイオリン・ソロはリアルそのもの。フォルテでは弦楽器が薫り立つような美音を奏で、金管が奥側から咆哮。この面のカッティング・マスターだけ状態が良かったのか、この面だけカッティングがたまたまうまくいったのか、とにかく謎。
ちなみにこれは地元にて300円でゲットしたのでした。