
今回のお題はインナースリーブ。この時期のパーロフォン・レーベルについていたインナースリーブは数種類あったようですが、一番多いのはこのいわゆる「EMITEXインナー」とよばれるもの。これはおそらく名前からもわかる通りEMIが独自開発したレコードを収納して「ホコリがつきにくい」というようなメリットがあるインナースリーブ。ビートルズの初期アルバムについていたのは紙質が厚手で内側に貼ってあるのが透明ビニールのタイプです。これが後の方になると紙質も薄くなり、内側に貼ってあるのがパラフィン紙になります。これがいつ頃切り替わったか、ですが、おそらくヘルプあたり、つまり64-65年ころかと。ハードデイズナイトのオリジナルは透明で良いとおもいます。なのでファーストの初期盤を海外から買ってパラフィンのがついてたら「やりやがったな」と(笑)そういうときは雑魚なアイテムから別にとっておいた「インナースリーブ・ストック」から適したものをもってきて、パラフィンのはストックに入れて・・・という循環になるわけです。ジャケットがきったないのにインナースリーブだけ妙にきれいなのを見ると「ストックから持ってきたな」と分かりますね。ちょうどよい具合のをもってくるのも腕(何の?)のうちです。