好きなアルバムの音質を追及して何枚も同じレコードを買うのは言うまでもなくアホの所業ですが、ときに思いがけない結果となることも。
昨日のがUSオリジナルでおそらくこのA&M盤は後期プレス。その証拠に「TML」のマトリックスが両面「S」つまり一番ジェネレーションが下がったテープからのカッティング。なのでこちらの方が音がイマイチで「やっぱり初期盤がい~ね~」というオチが一般的です。しかしこの後期プレス、あきらかに音が良いのです。タイトル曲の冒頭、音像のあちこちにちりばめられたパーカッションの音が輝く粒子となって部屋を満たし、期待が最高潮に達したその瞬間「ドン」と全奏が始まるスリリングたるや。
後期プレスでもこんなに音が良いのに初期盤はさぞや、と何枚買っても後期プレスのほうが良いという、これもまたアナログの面白いところです。