さて今回はこのアルバムが増殖する一因になったレコード。UK盤なんですがレーベルに「w」マークがあり明らかに後期プレス。しかしマトリックスを見ると両面「1」。しかもよくありがちな手書きマトリックスの「1」ではなく、初版と同じタイプのもの。しかも送り溝には「porkey」「pecko」のサインが。これはエンジニア、ジョージ・ペッカムのカッティングの印といわれており、ブリティッシュ・ロック・ヲタクにとっては良音の印。音を聴いてみると「なんじゃこりゃ~」な迫力サウンド。「ラウドカット」というのはこういうレコードのためのコトバなんじゃないかと。なんですが、私が入手したのはすこしセンターに偏りがあるのか音がゆれるのです。なので「キレイなのがほしい‼️」となってUK盤を見つけるとポチポチ海外から買っていたんですが、「あ~またファーストプレスだよ~」という倒錯した状態に(笑)。
初版のときに何らかの理由で使われなかったスタンパーが流用されたんじゃないかとニラんでいましたが、最近裏付けるような記事が。たしか今年のレコードコレクターズの収穫レコのコーナーにこれの初発時のテストプレスが。それは見事にこれと同じマトリックスであるらしく、しかもスタンパー番号の打ち方が初版のものと同じ(おそらく両面「A-1」)であるらしく、上記の仮説通りだったわけです。
まあ「それがどうした」ネタですが、こういうのがたまらなく面白いのがビョーキのビョーキたるユエンなのです。