村上春樹さんのレコード本はいわゆる「レコード入門」の類いではまったくなく、取り上げられている楽曲も「そうくるか~」というのが多いですね。プロコフィエフの「スキタイ組曲」もまったく知らなかったのですが、最近たまたまこれを入手していたので聴くことができた次第。もともとバレエ音楽「アラとロリー」として構想され、ピアノ曲としてバレエ興行師、ディアギレフに聴かせたものの、前年作曲の「ハルサイ」に似ているという理由でボツになり、後に「スキタイ組曲」として管弦楽化されたものだそう。確かにやや野蛮な響きがする曲であります。村上春樹さんも「この曲だけは、大きなスピーカーでガンガン鳴らして聴くべき」と述べておられるので、ちゃんと言いつけは守っておきました(笑)。