
これは最近入手盤より。UKデッカの最初期ステレオ録音と思われるアンセルメ指揮パリ音楽院管弦楽団によるシェヘラザードです。なんと54年録音なので67年前ですが、おそらく当初はモノラル盤のみ発売。ステレオ盤は59年発売なのでステレオ盤の販売を開始したときに一緒に出したのではないかと。これは国内盤ですがオリジナルのUK盤はマニア血眼盤であるらしく、いくらお布施が必要なのかとても恐ろしくて。
さすがに人気の盤だけあって日本盤といえども音質はなかなかのもの。特に金管の鮮度、ふくよかさは絶品。一方で弦楽器群はよくわからない配置。後年のスイス・ロマンド響との同曲録音は下手にヴァイオリンというのがきちんとわかるのですが。
本邦でもステレオ再生の黎明期であったためか、ジャケット裏面の但し書きに「ピックアップは立体用で」とあります。じゃあモノラルは「平面用」ですかね(笑)