これは半世紀レコ。イギリスの名チェリスト、ジャクリーヌ・デュプレのドヴォルザーク協奏曲。61年に初録音してデビューしこの時点でまだ26歳。ですがよく知られている通り、この年から指のしびれなどが出現して演奏に支障が出るようになり、73年に進行性の難病と診断されて事実上の引退。なので彼女の全盛期を伝える最後の録音だと思います。
その演奏は剛壮そのもの。オケを切り裂いて中央から音の塊が迫ってきます。「ドヴォルザークはこういう音楽じゃないんだな~」というむきもあるかと思いますがこれが良いんですね~。イギリス盤ですが白黒レーベルで多分セカンド・プレス。コロナがおさまったら真っ先に探さないといけないレコードです。