ドラマー村上ポンタ秀一氏逝去の一報が。国内では最も愛好しているドラマーなのでしばらくとりあげようかと。最初はとにもかくにもコレ。山下達郎さんの最初のライブ・アルバム。ライブハウス、ピットインにおけるライブですが、当時ピットインと同じビルにあったビクターのスタジオにマイクのケーブルを引っ張ってまさしく「実況録音」。そのためか異様に迫力のある名録音なのですが達郎氏は「ドラムがうるさすぎる」との評価にてリマスター時にバランスを変更。しかしオリジナル盤ではまさしくその録音のためポンタ氏のドラムを堪能できます。特にカヴァー曲で構成されたA面は素晴らしく「雨の女王」「ピンクシャドー」での16ビートのグルーヴ感が絶品。そして白眉は「時よ」の歌伴のお手本のようなプレイ。ドラムが一緒に歌っているという感覚がとてもよく伝わる名演です。