夭逝の名指揮者、イシュトバン・ケルテスのブラームス交響曲全集。この中の交響曲第1番が生前最後の録音のようです。その1番を聴きましたがこの演奏の珍しい点は一楽章の最初の部分の繰り返しを演奏していること。最近は原典主義とやらが流布しているせいか珍しくありませんが、当時の録音では珍しいかと。(当方が演奏したときも繰り返しありでした)演奏は「ブラームスが書いたことをちゃんとやれば鳴るでしょ」というきわめて流れの良いブラームス。その分ウィーン・フィルの美音が引き立ちますね。2番だけは録音が古いため、オリジナルで聴くべきかも。