たまには年末らしくこんなレコードを。あまりにも有名な、バイロイト音楽祭が復活した51年のフルトヴェングラーによるライブ録音の第九です。録音の状況も万全ではなく素晴らしい音質とは言えませんが、なぜか妙な引力があり聴いてしまう演奏です。今ちょうど紅白でAIで再現した歌声で亡くなった歌手の新曲を歌わせるのをやってますが、この音盤の向こうには確かに68年前に存在していた生身の人間の息吹きがあります。