本日新聞をながめていましたら、指揮者のマリス・ヤンソンス氏が逝去されたとの一報が。76歳なので指揮者としてはこれから巨匠になる年齢ですが、一時心臓病で生死をさまよってから復活されていたので、やはり無理はあったのかもしれません。ワタシは地元で彼の演奏を全盛期のオスロ・フィルで聴いたことがあります。指揮姿はけっこう上品で、ヘンな動きとかはまったくなかったとキオクしています。前半がまさかのベートーヴェン交響曲第3番(エロイカ)で、後半に管弦楽曲を数曲、という構成で、ベートーヴェンももちろん素晴らしかったですが、後半最後に演奏したレスピーギの「ローマの松」が凄かったですね。組曲の最後「アッピア街道の松」という曲は徐々に盛り上がって最後はどっか~~んなのですが、オケが唖然とするくらいのフル・パワーでホール全体を鳴動させたのです。終わった後はしばらく放心状態でした。ヤンソンスが指揮したアナログ盤は所有していないため、本日はとてもあの音にはかなわないですがNYにてGETしたムーティ指揮フィラデルフィアの演奏で偲びました。ご冥福をお祈りいたします。