最近MONO盤の再生に久しぶりハマりこんでおり、MONO盤をとっかえひっかえ。こんな盤も出してみました。これはいつぞやの地元セールに他県の店が持ってきていたブツで、NEW YORK USAレーベルではありますがMONO盤はなかなか出ないだろう、ということで「ここで買わないと一生縁がないぜ~~」という悪魔のつぶやきに負け購入。伝説的ファースト・ベースマン、ポール・チェンバースがブルーノートに残した名作「ベース・オン・トップ」です。
先日何かの雑誌で評論家かだれかが「このころはベース専用のマイクとかないから、大きな音を出すためにポール・チェンバースとかは弦を叩きつけて音だしてますからね」と述べていました。しかしこのMONO盤でクッキリしたベースの音を聞くとそうではないことがわかります。ベースラインの部分はきれいに弦を弾いて音を繋げてグルーヴするようにプレイしていますし、ソロの部分はハッキリ弾くためにやや指を弦に引っ掛け気味にして弾いているようです。そして弓でひくいわゆる「アルコ・プレイ」では基本的に弓の手元近くを短く使って弾いているように聴こえます。だいたい、ジャケットに写っている彼の指は猛烈に太くて肉付きがよく、これで弾くといい音がするに決まっている、という・・・こういうことは楽器を実際に演奏しているヒトであれば分かることなんですが、やっぱり自分の耳をあてにするしかないな~~と思います。
