いつも訪問いただいているロバートプラントさまから、このアルバムについてコメントいただいたので、乗っかってネタにさせていただきます。ワタシが勝手に「UKプログレ三種の神器」と呼んでいるブツがあり、それは①YES「危機」UKオリジナル・マトリックス両面1、②キング・クリムゾン「1st」UKオリジナル・マトリックス両面2、③ピンク・フロイド「狂気」UKオリジナル青三角レーベル・マトリックス両面2、です。今回は①なわけですが、最初にこの初版の「音がすごいらしい」と聞いて「なんとしても入手しなければ!」と当時まだ不慣れだった海外オークションへ。そこで「マトリックス1」という説明のブツを激安でGETしました。「お~~こんな安くてラッキーや~~」と喜んでいたのもツカノマ。到着したのはレーベルに「w」マークがあり、手書きで「-1」と書かれたモノ。明らかに70年代後半プレスでした。
という曲折を経てなんとかGETしたマトリックス1は、まずジャケットが内側までびっしりと革状の「エンボス加工」が施されています。(外側だけは後期といわれてます)そしてその音は「・・・たしかに危機や・・・」このマト1盤の特徴はとにかく暴れまくるベース。このプレスを聴いてしまうと、ちょっと他のではモノ足りなくなると思います。では音が雑かというとそういうワケでもなく、オーディオのレベルが上がってくると、だんだんビル・ブラッフォードのドラムの音が鮮明に聴こえるようになってきます。そうするとこの複雑な楽曲も彼がコントロールしているのが見えてくるワケですね。
ただこのマト1盤、どういうわけかマトリックスがかすれたようになっているのばっかりで、一応昨日HMVショップで検盤してみたマト1盤も凝視しても「ホントに1??」というようなかすれ具合でした。今もっているやつは何度か買い換えてちょっと鮮明なヤツですが、鮮明なほうが音質も良い気がしますね。一昔前は都市伝説みたいになっていてスゴいネダンついてましたが、最近はそうでもないのでコレは三種の神器の入門として良いんじゃないかと思います。