本日は久しぶりにこんなのを棚から出してきました。UKのプログレ・バンド、ジェネシスの3枚目のアルバムです。邦題は「怪奇骨董音楽箱」とつけられていましたが、原題は「ナーサリー・クライム」。これは英国の子守唄である「ナーサリー・ライム」(ライムは『押韻』という意味で、英語では同じ韻をふんでいる言葉を幼児期にまとめて覚えるみたいです)をモジったもので、なるほどクリケットでおねいさんが打とうとしている玉が生首で犯罪のニオイが・・・このUKオリジナル盤は「ピンク・カリスマ・レーベル」といって、けっこうレアなのです。
以前はこのレコード、音がちょっとボンヤリしていて、音がいいという印象なかったんですが、今回あらためて聴いてみて音を「シアトリカル」に構築していることに気づいた次第。当時の彼らのステージはVoのピーター・ガブリエルが被り物して化粧してキャラになりきって歌うステージが評判であり、レコードでもVoが大きくなったり小さくなったり、位置が移動したり細かく設定。バックの演奏はその「舞台装置」の役割なのでハッキリ・クッキリじゃないのね、みたいな。