これは先日地元レコ屋にてGET品。いわゆる「赤丸シリーズ」の一枚。「赤丸シリーズ」とは最近その店に大量にレコをうっぱらった同一人物(おそらくDJさん)所有と思われるのもので、ジャケットとレーベルのネタになる曲のところに赤いマジックで印が打ってあるのです。当然ジャケ&レーベルが損壊されているので相場よりも安い、というワケ。このアルバムもジャケ裏とレーベルに印がありますが、レーベルが赤いので目立たなくて、こりゃい~~や、みたいな(笑)。
このアルバムは伝説のヴォーカリスト、ニナ・シモンのデビュー・アルバム、の再発盤です。通常こういう名盤はなんとかオリジナルで探すのですが、今回はあまりな激安に手がでました。正直あまり期待していませんでしたが、聴いてみると素晴らしくみずみずしい音でとても好印象。帯の文句を見ると、どうやらオリジナルのマスターテープをPCMマスタリングしたもののようですが、一番感心したのはその音のいじらなさ。当時のステレオ盤にありがちな右Chに伴奏、左ChにVoというふうに完全にセパレートされている音像ですが、それをそのままいじらずにカッティングしています。最近の再発盤はこういうのはちゃんとセンターに定位するようにイジったりすることが多いので、こういう「素材そのまんま」は本当にいいな~~と思います。ピアノの演奏がけっこう独特で、でもセンスがあってい~な~と思ってクレジットみたら、ピアノも本人なんですね・・・名盤とされる理由がよ~くわかりました。
