
これは先日地元レコ屋にてGET品。JAZZ・フュージョンの新入荷エサ箱をサクサクしていたら、大学のビッグ・バンドを録音したアルバムが数枚まとまって入荷。普通は「スルー」ですが、ヴァイナル依存性患者の思考としては「一応クレジット見とかないと、後に有名人になってるヒトがいるかもしれないし」(笑)。で、慶応大学のジャズ研究会「ライト・ミュージック・ソサイエティー」のアルバム・ジャケットにその名前が。それは「神保彰」。
元カシオペアにして日本を代表するバカテク・ドラマーの神保氏が大学在学中にデビューしたのは知ってましたが、慶応だったのか~~、みたいな。そこでポチっとしらべたところ、恐ろしいジジツが。このアルバムが録音されたのは78年の12月で79年の初頭に発売となったモヨウ。おそらくメンバーの真ん中に写る少年が当時の神保氏です。で、経歴を見るとこうあるのです「楽器を演奏する父親の元で音楽に親しんでいたが、スティーブ・ガッドのプレイに衝撃をうけ、高校3年生のときにドラムを始め・・・」え~っと、つまりこの録音時点で1年生(おそらく慶応大学には一浪して入学)ということは・・・「はあ??楽器初めて2年ちょっと??(爆)」どこをどう聴いてもこの時点でプロをエキストラに呼んだとしか思えない演奏クオリティで、他のメンバーより実力が違いすぎ。A面の4ビートもミゴトですが、B面の16ビート、8ビートのプレイもまさしく「ガッド節」。このハナシには後があり、この録音のあと、ある演奏会に出演するのにベースが不在で、当時すでに慶応在学中にカシオペアでデビューしていた櫻井哲夫氏がヘルプで参加。神保氏のプレイに驚愕し、当時ドラマーが脱退したばかりのカシオペアに加入を要請。プロ志向は当時なかったもののメンバー全員に口説かれて加入し、80年2月(つまり楽器初めて3年くらい)には参加してすぐにライブ・アルバムがリリースされ、海外ミュージシャンから絶賛をうけ、という信じがたいエピソードが。
もうすぐ始めて5年になるヴァイオリンがまったくモノになる気配のないワタクシごとき引き合いにだすのは不遜の極みですが、才能ってのがあるんですね(泣)。

