
これは先日地元レコ屋にてジャンク値段にてGET品。70年代によくあった全集シリーズの一枚。全集ものといえば、80年代前半にSONYがCDで初めてのクラシック全集ものを出して、新しいもの好きのワタシの父親がCDプレーヤーとこの全集を購入して母親が「聴きもせんのに、またいらんものを・・・」と不機嫌になっていたのを思い出します。すでに自宅には父方の祖父が買ってやはり聴かなくて我が家にきていたクラシック全集もありました。まあ血は争えないというか、ワタシも全集こそ自分で買ったことはありませんが、全集が大量にできるほどのレコは買ってしまってるワケで・・・
で、今回みつけたこの全集モノ、パラパラとどんなのがあるのか見てみると、EMIの古い録音ばかり。まさかのフルベングラーも入っていましたが、全集のタイトルを見てなっとく。「永遠のクラシック音楽全集」というワケで、いにしえの名演は永遠に古びないよ、という編集意図のよう。人気曲、マーラー交響曲1番「巨人」に選ばれた名演はポーランド出身の指揮者クレツキ指揮ウィーン・フィルのものです。61年の録音なのであまりキタイせずに聴いてみたのですが、コレがいい!なぜかものすごくクリアな音質で録音の古さはほとんど感じられません。この録音は東芝EMIの廉価盤シリーズ「セラフィム」にも入っておりそれも音質に定評があるようなので、もしかすると同じスタンパーなのかも。とにかく4楽章などは驚愕の大音響が迫ってきます。と、思ったら最後の最後に金管が執拗に盛り上がる部分をバッサリと20小節くらいカット。クレツキは著名な作曲家でもあったので、何か気に入らない部分があったようですね・・・同時に置いてあったのを何枚か買ったので、ちゃんと聴いてみないといけないと思いました。
