
先日、某セコハン・ショップの定期巡回に行ったときのこと。その店舗は約2週間に1度くらいで寄ってますが、そうそう目立つ入荷はなく、チョロチョロとレギュラーえさ箱をついばんで、2Fのジャンク・コーナーへ。しかしジャンク・コーナーも特に変化ないな~~これだけ買って撤退するか・・・と思ったその瞬間、足元の引き出しのなかに白い一群が・・・
これは「アカデミー出版」という通販出版社(イングリッシュ・アドヴェンチャーとかが有名)の子供向け企画である「東京こどもクラブ」で分布された「ジュニア・オーケストラ・クラブ」の一枚。元々「東京こどもクラブ」というのは「TVばっかり見る子供に自分で考える力を身につけさせる」という目的で分布を開始した、お話しをEPに収録したものだったよう。そのお話シリーズの間にときどきクラシック音楽が分布されたようなのですが、これはその拡大版と思われます。いったいシリーズに何枚あるのか全貌不明(少なくとも30くらいはあるよう)ですが、これはその第8集。メンデルスゾーンのVn協奏曲が収録されています。
こどもむけとはいえ、こどもに知性をつける目的なので、ジャケットにはこんな仕掛けが。劇場でメシアが出現する場面が上映されている、その中央を観音開きにするとそこには・・・「ヴァイオリンの歴史」が(笑)。さらに裏側に解説があるのですが、これがまたミョーにくわしく、こどもの読み物のレベルを完全に逸脱。TVより面白いかどうかはビミョーです(爆)。
で、演奏のほうですが、オケは75年設立の「東京シティ・フィル」、指揮はこのシリーズ全体の監修も行っているっぽい「芥川也寸志」氏(「パイプのけむり」のヒトですね)が担当。そしてソリストはなんと!古沢巖(現:古澤巖)!!彼は20歳ころに日本音楽コンクールで1位をとっており、その頃の演奏と思われますが、なにがすばらしいって、この曲を両面に1曲でカッティングすることはなかなかないので、その贅沢さがすばらしい!おかげで音質も最高で、若武者の演奏を堪能できる、というわワケ。」
ちなみに舞台に出現しているメシアをよ~~く見ると「ブッダ」にしか見えないのですが。観音開きだけに「観音様」ですかね(爆)。


