
これは先日地元某セコハン・ショップにてGET品。最近この店舗ではLPのジャンク・コーナーに毎週少しずつ新着が足されていくのでチェックが欠かせませんが、その日も新規のレコを発見。その中から拾いました。ヴァイオリニスト、アッカルド氏によるヴァイオリン名曲集です。海外のオークションを覗くと彼はとても人気があるらしく、レコードは結構な高値になっています。(そのなかで究極の高額レコードは「ロッシーニの弦楽ソナタ集」。現在オリジナルは6桁超え)ですが今回はモチロン!ジャンク・カス値段にてGETです。ほんと、すみません(笑)。
で、このレコード、たしかに名曲集なんですが、選曲がポピュラーすぎて「ヴァイオリン教室の発表会」状態(笑)。「ユーモレスク」「タイスの瞑想曲」「G線上のアリア」「白鳥(これは元はチェロですが)」などだれでも聴いたことある曲ばかり。なんですが、これらの何でもない曲を堂々と引き倒すサマは痛快ですらあります。一方B面には技巧的にも難しい曲が収録されてます。1曲はパガニーニの「無窮動」といって、早い難しげなパッセージをひたすら休まずに引き続ける、というトンデモな曲。もう1曲はハイフェッツが編曲したあの「剣の舞」。これもすんごい演奏ですが、途中でヴァイオリンを「コンコン」と叩くような音が入ってます。ポチってみたところ彼の愛器は「ストラディバリ」と「グゥワネリ・デル・ジュス」という、一台が1億以上するような楽器なので、ホントに叩いているのか心配になったりします・・・
で、イチバンびっくりしたのが録音。完璧に左右がセパレートされていること。(左Chがヴァイオリン、右がピアノ)ジャケ裏の解説でもこの録音に触れており「昔の録音みたいでこれはこれで貴重」と述べてます。が、ワタシは別のスイソクを。それは「マイナス・ワン」、つまり「カラオケ」需要を見込んでではないかと。完全に伴奏と演奏が分離しているので、左Chを消音すると伴奏のみとなり、「あなたもアッカルドになれる!」というワケ。発表会の準備用に売れたんじゃないでしょうか?(笑)
