
これは先日地元レコ屋にてGET品。その店はいつもながらの動かざること山の如しな在庫なので滅多に掘り出しモノは出てこない。なのでどうしても無理やり「これ、面白いんじゃね?」というモウソウに近い基準で選んでしまいます。コレはJAZZのエサ箱から出現。77年のUSヴァンガード盤。というところでまず「音質がスゲー良さそう」という第一のモウソウが出現。そして「トランスフォーメーションズ」という思わせぶりなタイトルが追い打ちを。そしてトドメはこのジャケ。「うおおお~~知らないサックス奏者だけど、めっちゃ高音質なスピリチュアルJAZZ名盤に違いなし!」というカテイを経てここに。(ちなみにこの店は試聴できません)
と、いうワケで内容をチェック。さて当たってますかね・・・「はははははナンジャこれ(爆死)」スピーカーから飛び出してきたのはスピリチュアルの片鱗も感じさせないシンセが入った伴奏。そしてその伴奏にのって朗々としたテナーの音が。「これって・・・『テナー・ムード』じゃん!」なんと日本では「サム・テイラー」が大人気を誇ったジャンルであるムード音楽。奏者の「バンキー・グリーン」氏は元々はバキバキのJAZZミュージシャンでソニー・スティットとの双頭リーダー・アルバムなどもあるようですが、ここではとにかくメロディーを朗々と吹いてます。ですが、これがまためっちゃウマイ!後年指導者として評価された技術が惜しみなく披露されています。A面2曲目はあのサンタナの「哀愁のヨーロッパ」ですが、ヘタしたら本家よりもウマイかも(笑)。そしてA-3は冒頭からサックス・ソロがブリブリとカッコいいラインを演奏。「おお!ついにハードなJAZZきたか・・・」と待ち構えるワタシをあざ笑うかのゴトク、あっさりとムーディーな「フィーリング」に移行・・・ひとつだけ当たったのはこのディスク、音質はものすごく良いのです。なので結局結構楽しめてしまいましたがなんだかな・・・
