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これは先日地元のレコ屋にてGET品。最近、JAZZなどの黒い系の音盤を大量に手放した方がおられたらしく、60年代~70年代のJAZZがエサ箱に放出され、カモが喰いつく、みたいな(笑)。全部買ってたらやってられないので厳選して抜いていきましたが、こんな一枚が出てきました。ジャズ・レーベルであるインパルスからのアルバムで、まったく見ず知らずのレコですが、このジャケに「ピン」ときました。抜いて試聴したところ「やっぱりね~~」というワケでお買い上げ。
で、これがナニかといいますと、ハンガリー出身のジャズ・ギタリスト、ガボール・ザボが、西海岸で活動していた9名からなる男女混成コーラス・グループ「ザ・カリフォルニア・ドリーマーズ」と共演した68年頃のアルバム。その内容はズバリ、「ソフト・ロック」です。ジャズの香りはま~~ったくなく、ひたすら甘甘コーラスがポップな曲を歌い、サボさんが間奏のソロを弾く、というモノ。後にフュージョン期にひと山当てるサックスのトム・スコットも参加してます。曲もまさしくサマー・オブ・ラブで、前年発表の「SGTペパーズ」からは「ア・デイ・イン・ライフ」と「LSD」の2曲が。たぶんジャズしか聴かないカタガタはこういう砂糖べったべたなヤツはダメでしょうし、ソフト・ロックがスキなカタガタはJAZZのエサ箱は見ないでしょうから、こういう最高なソフト・ロックを掘り当てるのは難しいかと。ザボさんは当時共同で「SKYE」というレーベルを立ち上げてますが、このレーベルにはソフト・ロックとかサイケのアルバムが多い(以前紹介した10代姉妹ヴォーカルのレア盤、「GENESIS」もこのレーベル)ので、けっして流行りものを押し付けられたワケではなく、こういうのがスキだったと考えるのが自然かと。
ちなみにコーラス・グループが西海岸なので、西海岸録音かと思いきや、送り溝にはちゃんと「VAN GELDER」刻印が。ということはNY郊外のヴァンゲルダー・スタジオ録音盤なので、まあ今で言ったら「大谷がワシントンのオールスターゲームでホームラン競争参戦」みたいなカンジかな(笑)。
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