
昨日のこと。朝刊をパラパラと読んで3面記事に到達。お亡くなりになった著名人、財界人欄をふと見ると聞き覚えのある会社が。「メルコ・ホールディングス」の会長がおなくなりになった、との記事でした。メルコは現在は「バッファロー」ブランドでPC関連機器を展開していますが、元々はオーディオ・メーカー。記事によると75年に、このたびお亡くなりになった会長が20代半ばのときに、オーディオ・アンプの製作で起業したとのこと。メルコ製のアンプはおそらく業務用だったのか、お目にかかることはありませんが、70年代に製作したアナログ・プレーヤーはわりと有名です。それがこの「3533」。当ラボの中核機器で変えがきかない存在ですが、変えられない理由は「重さ」(笑)。真鍮製のプラッターと脚部だけで60kgくらいあるので、もうここから動かせないワケで・・・軸受けに注油したりするメンテ用にこのプラッターを持ち上げる専用の器具も当時販売されていたようですが、恐ろしくてそんなものよう使わない・・・ので、このプレーヤーと心中するしかないワケ。心からご冥福をお祈りいたします・・・
と、いうわけで本日のレコはこんなの。先日地元レコ屋でGETした尾崎亜美のアルバムの見本白レーベルです。某音楽雑誌のシティ・ポップ特集でも取り上げられていましたが、なかなかシミるいい作品です。A面は1曲目からボッサ。タイトルどおり泣ける「涙の雨」ときて夢のようなリフレインが永遠に続くんじゃないか、と錯覚するような「夢子とかげろう」と傑作ぞろいです。尾崎亜美さんは声質にビミョーなマイナー感があるのがスキですね。聴く者を試すかのようなジャケットはいかがかと思いますが(笑)。

