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これが正真正銘、京都のJAZZ専門店で出てきたレコ。女性JAZZピアニスト、パット・モランによるピアノ・トリオ録音です。このマイナーなアーティストのアルバムが有名なリユウは、あのベーシストの参加。そう「スコット・ラファロ」です。ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デヴィ」の名演で知られる名手ですが元々はクラリネット奏者でした。しかし管楽器には不都合なところの身体不調によりベースに転向したのがたしか17歳くらい。そこから凄まじい努力で腕を上げ、たぶんこの録音時点で楽器初めて5年くらいのはず。しかし、ここで聴かれるプレイはまさしく「神業」・・・先日地元レコ屋で左に置いているヴィーナス・レコードからの再発盤を入手したのですが、ピアノとドラムはまあアレとして、ベースの音が「こんなのラファロじゃない・・・」と、いうわけでオリジナルがどこかに転がってないかな~~と思っていた矢先に出てきてしまったのでした。
発売は「オーディオ・フィデリティ」といういかにも音が良さそうなレーベルからですが、過去に聴いたことのあるこのレーベルの盤、正直大したことないのばかり。なのであまりキタイしていませんでしたが、コレは良いです。特にスゴいのがB面。ピアノはピアノ線がちぎれんばかりの打鍵がリアル。ドラムもクリアです。しかしなんといってもベース!B面3曲目は「踊り明かそう」を途中から超高速4ビートで演奏していますが、このベース・ラインはなんというか「神ってる」としか形容のしようもありません。A面のマトリックスが「A2」なのに対してB面は「B」なのも影響あるかも。「マトA」の盤もあるのかな・・・考えたくない(笑)。
このジャケット、ピアノにおみ足をどーんと載せていて、そのおみ足に矢印がいって「コレがパット・モランよ」という作りで、このおみ足が本人かどうかについては論争があるそう。なんですが、オリジナルのジャケットをマジマジと見て、ワタシは「本人説」に一票入れることに。リユウはその靴。左の再発盤だと印刷のクオリティが低いためただの赤い靴にしか見えないんですが、オリジナルではこの靴がすごく繊細な肌触りの生地でできており、バラの花の刺繍もほどこされた素晴らしく美しい靴であることが確認できます。これは本人のとっておきの靴を使った、と思いたいじゃありませんか。
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