
これは、昨日京都のJAZZ専門店にてGET!!と、言いたいところですが実はコレ、某セコハン・ショップから出ました。いつもあまり変わり映えのしないエサ箱の店ですが、その日は少し何か入ってそうなフンイキが。案の定数枚拾い物があり、まあこんなものかなと思った瞬間、コレが眼前に出現。「・・・コレどこの?(笑)」薄っぺらい紙質にわりと粗悪な印刷、裏は折り返しでレーベルも見たことない・・・何も知らなければ「ブート?」とスルーするレコですが、こういうときのためにフダンから鍛えている(笑)ワタシにはピンときました。「もしかして、オ・リ・ジ・ナ・ル?」
そして購入して持ち帰ってから調べたところ、考えが正しかったことがハンメイ。コレ、どうやら正真正銘のオリジナルのようです。これはデンマークのJAZZレーベルの記念すべき第1作で、名サックス奏者ジャッキー・マクリーンのご当地ライブを収録したもの。盤の送り溝に「12P72」という刻印があるのは、おそらく73年1月発売のためにカッティングした年月と思われます。レーベルに貼ってある「NCB」というシールは「ノルディスク・コピーライト・ブリュー」の略なんですが、ポチっと調べたところこの「NORDISK」という会社、デンマークのテントとかのアウトドア・用品の結構有名なメーカーであるらしいのですが、もしかしたら名前からしてレコードのディストリビューションをムカシやっていたんじゃないか、と。ま、いずれにしてもこんなものが地方のセコハン・ショップから出るというのは、どこをどうやって巡ってきたのかフシギですね・・・
ちなみに内容はライブとりっぱなしのなかなか雑い作り。なんですが、これがまた臨場感があって良し。特に地元のミュージシャンと思われるドラマーが放射する熱量がハンパないです。ドラムがおおるだけあおっているのに、サックスは結構冷静に「ぷわ~~」と吹いている対比が笑えます。ピアノはケニー・ドリューですが、1曲目の「スマイル」では右の方からすごく小さく聴こえてきてこれまた笑えます。ちなみに昨日寄った京都の店では五桁台の立派なお値段がついていたので、国内盤帯なし程度のお値段でGETできたのはなかなかのグッジョブかな、みたいな。
