
先週の週末は上京しておりましたが、シゴトが終わった日曜は帰りの飛行機までにひと掘りしました。途中、あるレコード屋に入って和モノのエサ箱にいってみたことろ、壁レコに目が釘付けに。「こ、こ、これがあの・・・」そのレコがコレ。荒井由実の名作「ひこうき雲」の回収盤、いわゆる「ALFAジャケ」です。ご存知ない方のためにカンタンに説明しますと、当時東芝傘下にできたばかりのレーベル、「アルファ・レコード」の最初のLPがコレで、キブンが高揚しすぎたのかジャケットの正面にデカデカと「ALFA」ロゴをあしらったところ、東芝の怒りをかい、結局初回発売分が回収になった、というシロモノ。現在では有名なアルバムですが、当時はまったく無名の新人のデビュー盤でしかなったワケで。すでに店頭では発売されていたため、全ては回収されなかったものの、市場に出回ったのは極少数らしいのです。しかし、今回はさ・ら・に・・・「見本盤」。しかもポイントはジャケットにあるスタンプです。
通常ですとこれは、所有者が自分のだというのを主張するために押印するのでマイナス要素ですが、このスタンプ「武藤敏史」がポイントなわけで。この方、元は「ザ・リガニーズ」というギャグみたいな名前のGSバンドのメンバーで、同バンドの解散に伴い所属していた東芝音工に入社。後にオフコースや安全地帯のプロデューサーとして有名となりますが、このアルバムでもプロデューサー。つまりプロデューサーが自分のハンコを押して関係者に配ったと思われる見本盤なワケです。
送り溝を確認してみましたが、手許にあった見開き、ジャケット背の名前修正済み盤(初期のみ、背が「荒井由美」になっている)とマトリックス、そしてとなりの「2S」というのもまったく一緒。音、ホントに違うのかな・・・
「ワタシは壁の撤去に賛成します!(爆)」なんと極めてナチュラルな音が流れ出してきました。スタジオ・モニターで聴いていたのが、スタジオの壁が撤去されたカンジ。イチバン好きな「雨降る街で」もヴォーカルがポンと目の前に。ホント「魔法使い」かも(笑)。
最後にアルバムの一節から。「わたしの~~小遣いは~~~ひこうき雲~~(爆)」

