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先週末は東京に出張でした。ちょうど御茶ノ水カイワイでの活動だったので、あいた時間でせっせとホンライの(?)活動を。某オーディオ・チェーン店にも寄ってアクセサリー売り場のフロアへ。ちょうどその日はアナログの試聴会が開催されており、フェーズメーション社の新しいMONO仕様のどでかい昇圧トランスのお披露目だったよう。ちょうど終了したところでしたが、のぞきこんだら「終わりましたけど、フリータイムなんで聴いていってください」と社長さん自らレコードを何枚かかけてくださいました。カートリッジ、アンプ、トランスがすべて同社製というセッティングでしたが、さすがに良い音でした。ただしスピーカーが小型なものだったので、低音がやや不足。独ハルモニア・ムンディの60年代のルネッサンス音楽録音盤が素晴らしい音で感動しました。聴き終わってから、そのフロアで販売しているリード線メーカー、KSリマスタのリード線を購入。前回はスタンダードでしたが、今回はちょっと音が太い、というヤツを買ってみました。
さっそく今日試してみましたが、それまで人口の年齢別分布でいうと「釣鐘型」だったのが、見事に「ピラミッド型」に。中低音がリッチになりました。そこでこんなアルバムを。
これは五嶋みどりさんのたぶん最初期の録音。86年、14歳の録音です。この年は有名な「事件」があった年で、それは「タングルウッドの奇跡」と呼ばれてアメリカの小学校の教科書にものった出来事。カンタンにいうと演奏中に楽器の弦が2度も切れたのに、オーケストラ奏者の楽器を借りてなにもなかったように最後まで弾ききった、というものでした。こういうときは一般的にどうするかといいますと、すぐにコンサート・マスターという一番前で弾いている主席奏者がさっと自分の楽器を手渡します。で、その人はどうするのか?といいますと、席を立って袖に予備の楽器を取りに行くとあきらかに何か起きたことがわかるので、ささっと、後ろにならんでいる奏者たちがバケツ・リレーのように楽器を一つずつ前に渡していって、一番後ろの人が予備の楽器をスタッフからこっそり受け取って何事もなかったように引き続けるワケです。
で、このアルバムでの演奏ですが、ハッキリいって14歳の演奏ではありません。スケールがデカイ!ウマイとかそういうレベルではなく、すでに円熟しきった演奏。いや~~この年でここまでいったら、あとはやることないんじゃないかな、と心配になりますね。ワタシもなんちゃってヴァイオリン奏者のハシクレですが、この域に達するには200歳まで生きてもムリだと思います(笑)。
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