
すっかり今年の干支ネタを忘れてました。年々季節の行事ごとがユルくなってくる気が・・・今回の犬ジャケはこちら。え?「これ、犬じゃなくてオオカミだろ」って?イエイエ。タイトルの「Canis Lupus」というのは「タイリク・オオカミ」といって、世界に広く分布するオオカミだそうですが、「Canis」というのはそもそも「イヌ属」のことで、このタイリク・オオカミというのが現在のいわゆる飼い犬の原種のようなのです。つまりコイツはイヌのなかの犬、というワケ。ま、どうでもいいか(笑)。
これは73年発表のUKプログレ・バンド、 ダリル・ウェイズ・ウルフのファースト・アルバム。昨日からの流れでUKデッカ傘下のデラム・レーベルの一枚。ダリル・ウェイといえば、女声ヴォーカルを擁したプログレ・バンド、カーブド・エアのヴァイオリニストとして活躍しましたが、脱退して結成したのがこのバンド。このアルバムもワタシがプログレにどハマリしていた頃には廃盤で、本でジャケットをみて「どんな内容なのかな~~」と夢想してました。高校生のときにようやくデラムのアルバムが再発され、たしかピンク色の帯で「EGG」とかと一緒に出ました。そのときに購入したCDの音質はわりとボンヤリしたカンジで、まあそういうモンだと思ってました。しかし今ちゃんとオリジナルで聴くとヴォーカルにはエコーがかかってややぼんやりしていますが、演奏は鮮烈です。特にリーダーのヴァイオリンは力が入りすぎて音がかすれて裏返ってもお構いなしの熱演。
プロデューサーは元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルド(この後にフォリナー結成)がつとめてますが、ジャケット裏で感謝の辞が述べられていたり、ラストに「悲しみのマクドナルド」というヴァイオリンの泣きメロの曲が収録されていたり、けっこうリスペクトされてます。
