
オーディオがかなり変わってきたので、以前から持っているこのアルバムを比較してみました。どっちもUS盤ですが、たしか「甲乙つけがたい」と以前は評価していました。今回はどうか?
まず左。これはマトリックス1Jで「STERLING」刻印あり。たぶんこちらが初期プレスでしょう。こちらは音にキレがあり、押し出しが強いカンジがあります。良い音ですが、ちょっと疲れるかな?という印象も。右はシュリンクつきですが、おもいっきし「グラミー・ウィナー」という、グラミーで最優秀アルバム賞を獲った記念ステッカーが。(ちなみにこの翌年の最優秀アルバム賞は「スリラー」)マトリックスも2Dで、こちらが後期に違いなし。送り溝には「STERLING」かと思いきや、「TML」の刻印が。これはザ・マスタリング・ラボの証なので、カッティング・スタジオを変更したモヨウ。でも後期だしな・・・と、思って聴いてみたら、これまた意外。
こちらの方がナチュラルな音で好みでした。「ロザーナ」に入っているピアノの音の倍音がキレイに出ていたり、ヴォーカルもやわらかい印象。初期は「売らないと!」ととにかく一聴して印象に残るようにちょっと盛り目の音だったのが、「もうグラミーもとったし、何もしなくても売れるでしょ~~」という余裕の音作りになった、とか勝手なソウゾウを膨らませたりして・・・
このアルバムはワタシが洋楽にはまったときに兄のコレクションとして自宅に帯付きLPがあり、テープに落として赤いAIWAのダブルデッキ・ラジカセ(そういえば、AIWA復活らしいですね)で聴きまくってました。当時聴いていた音は今よりもずっとチープなハズなんですが、なぜかジブンの体に入っているのは「あの音」で、ずっと「ロック」をカンジていたような気がします。現在のカセットテープ・ブームもそういう「あの音」への憧憬があるのかもしれないですね。
