
最近、ミュージシャンのフホウが多いですが、やっぱり70年代のロックとかがスキだと「ああ~~あのヒトも!」となりますね。今月は音楽雑誌にギタリスト、フィル・ミラーのフホウが。知る人ぞ知る、知らない人はぜんぜん知らないギタリストですが、UKプログレの一大ジャンル、「カンタベリー系」を語るには避けて通れない存在。名バンド、ハットフィールズ・アンド・ノースやナショナル・ヘルス、マッチング・モウルなどのメンバーとして活躍していました。今回はハットフィールズの有名な「ロターズ・クラブ」ではなく、ちょっとハズしたコレを。
これは80年代におそらくヴァージンの廉価盤シリーズとして出た一枚。編集盤なんですが、選曲がちょっとヘン。アルバム未収録のシングル曲と、ライブ録音が収録されていますが、なぜかそのあいだにふつうのアルバム2枚からピックアップされた曲が挟まれています。まあたぶん尺が足りなかっただけの穴埋めなんですが、それにしても流れもへったくれもないセンス・ゼロな作りがやっつけ仕事ぶりを露呈している気が。しかし今更レアなUKオリジナルの7インチまで集める気力のない当方のようなへなちょこにはありがたい盤ではあります。
特にシングル曲が貴重。ワタシはB面収録の「ハーフウェイ・ビトゥイーン・ヘヴン・アンド・アース」が最もスキです。この曲をワタシが最初に聴いたのは、初CD化されたときのセカンドのボーナス・トラックとして。ヴォーカルのメロディーラインが異様にスキで、これを聴いてはCDに合わせて歌ってました。まあこの曲聴きながら歌っているような高校生が女子にモテるはずもなく(笑)。ここでもフィル・ミラー氏は素晴らしいトーンでボクトツながら素晴らしいソロをかましてます。音質も80年代のリマスター音源ながら、あらためて聴くと眼前にバンドが浮かび上がってくるイイ音です。
