
これは前回東京猟盤にて、新宿ALTAのHMVレコード店でGET品。以前も書きましたが、HMVではちゃんとセール品のエサ箱も用意されており、コレは50%オフのエサ箱から発見。2010年とわりと最近のヴァイナル・プレスですが、一番スキなドラマーの一人であるコブ様とあってはカンカできません。ジャケットには参加ミュージシャンと思われる名前が列挙。「チャカ・カーン」「ジノ・ヴァレリ」「ジョン・スコ」「アレックス・アクーニャ」「ジョージ・デューク」「ブライアン・オーガー」などの名前が並んでおり、「今は70年代か?」みたいな(笑)。さっそく聴いてみました。
1曲目を聴いてさっそくぶっ飛ぶオレ。「す、スペクトラムかよ!」70年代のコブ様の名盤、「スペクトラム」のような超ド迫力ファンクが飛び出してきました。しかもKeyは「ヤン・ハマー」そっくり。そして後半は聴いてすぐソレとわかるトーンで、ブライアン・オーガーがオルガン・ソロをぶちかまして興奮は早くも頂点へ。1曲だけで圧倒されましたが「アレ?歌は?」。そーなんです。このアルバム、「ドラムン・ヴォイス」というタイトルなのでドラムがゲスト・ヴォーカルの歌伴をしますよ~~という企画かと思っていたら、実はちょっと違うもの。
当時ヨーロッパで活動していたコブ様はこの時期イタリアのわりと有名なバンドであったらしい「Novecento」というグループ(ジャケのクレジットの一番下にある)と一緒に活動していたよう。このバンドはなんと「ニコローシ4兄弟」が在籍するバンドで2008年には「CRY」というヒット曲もあるそう。わりと有名なのはベースのロサーナ・ニコローシさんのようですが、ギター、Keyもこのアルバムでプレイしており、凄腕。唯一の女性であるヴォーカルの方も参加しています。
と、いうわけで歌入りの曲が全曲の半分未満という予想外の内容でしたが、重量盤2枚組で片面だいたい2曲ずつのぜいたくカッティングのため音質は圧倒的。70年代のロック、R&B、フュージョンがお好きな方は必ず気に入るキラー・アルバム。オススメです!
