
本日(正確にはもう昨日、ですが・・・)は文化の日でありましたが、今年はもう一つ重要な日でもありました。それは「レコードの日」。国内唯一のアナログ・プレス工場である「東洋化成」がプレスしたLPや7インチを、一斉にこの日に売り出そう、という。レコード・ストア・デイに似てますが、今年で3回目くらいになるらしい「レコードの日」のほうは、今年になってようやくワタシの視野に入ってきました。で、地元のレコ屋に入荷はするみたいでしたが、開店前に並んでまで入手するキモチにはとてもなれなかったので、この7インチだけ予約してGETしました。
これは映画「スワロウテイル」の劇中バンド、という設定の「YEN TOWN BAND」による「あいのうた」と「マイ・ウェイ」の7インチ。ヴォーカルはもちろんチャラさんです。以前からこれの7インチが出てこんかな~と思っていたので、待望の再発でした。いや~~やっぱり、いいですよね、コレ。「青春の1曲」というとちょっと違うんですが、なんとなく青年期のモヤモヤしたキブンにピッタリだったキオクが。今でも聴くとモヤモヤします(笑)。
と、いうわけで両面聴き終わってそういえば、と取り出したのが右のディスク。雑誌「ANALOG」最新号に付録として付いていたアン・サリーさんという歌手の7インチ。今後活躍がキタイされる、香港にあるプレス工場「プライム・ディスク」製です。付録だから、とあまりキタイせずに聴いたんですが、コレ、素晴らしいです。7インチらしい音がど~~~んとキます。音は鮮度バツグン。収録時間の違いはありますが、正直工業製品としてのデキはこちらのほうが良いのでは、とカンジました。東洋化成には以前からカンジていることがいくつか。一つは今日の7インチもそうでしたが、盤を取り出すとほぼ毎回ビニールの内袋の端っこが「ぐじゃぐじゃ」になっているのが気になります。経験から、ジャケットの取り出し口を上下から押して少し広げてから「すっ」と入れるとこうならないハズなんですが、おそらくそのままムリヤリねじ込むのでこうなるんじゃないか、と。もう一つは何回か書いてますが、LPの外袋のえげつないノリをどうにかしてほしい!ベロのほうに付着したノリにジャケットがくっついしてしまったとき、最高に精神を集中しながらゆっくりはがすのはいつもシンゾウに悪いんです。生産が追いつかないくらいの状態らしいので仕方ないかとも思いますが、日本のモノヅクリがキビシい今のようなときこそがんばってほしいものです。
いっぽう「レコードの日」についてですが、予想どおり海外の「RSD」化が。つまり高くなりそうなアイテムに群がって転売する、という状況が。当日に早くもプレミアを付けて売っているのを最大手通販サイトで発見して「やっぱりこうなるのね~~」みたいな。そうなることが予想できるのに、レアなアイテムを限定で発売するレコード会社のシセイも含めて、今後のレコード文化の行く末を案じた文化の日でした。

