
これは先日地元レコ屋にてGET品。アメリカで70年代にたけのこのように乱立した「ダイレクト・ディスク」レーベルのビッグ・バンド録音。ダイレクト・ディスクとは文字どおり演奏している音をテープに録音せず(実際にはセーフティ・コピーを録音していることが多いですが)直接カッティングする方法。録音→テープをミックスしてマスター作成→カッティング、という経路をはしょることができるので「音がいい」のがウリですが、一度カッティングを始めたらやり直しがきかないのが難点。なので事前に譜面を用意して演奏でき、音質もアピールできる「ビッグ・バンド」ネタがこの手のレコに多いのだと思われます。
音質はさすがというか、ちょっと近めのマイク・セッティングで臨場感あふれる録音。演奏は1曲が短めで片面5曲ずつ。これもカッティングを余裕持って行うためでしょう。選曲はわりと有名な曲ばっかりで1曲目は「グリーン・ドルフィン・ストリート」。B面には「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が収録されているなど、わりとベタですが、A面にはギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」などポップスもとりあげてます。トドメは最終曲。「え、え、エイドリア~~~ン!(爆)」なんと「ロッキーのテーマ」。たしかにビッグ・バンドで演奏したらカッコいいけどね・・・
で、このレーベルの名前は「ザ・グレート・アメリカン・グラモフォン・カンパニー」。なんですが、盤の音溝にはある刻印が。それは・・・「Manufactured by Germany」(笑)。どうやらプレスは独テルデック委託のよう。これじゃ「再びアメリカをグレートにする」といって音溝みたら「Manufactured by Rusia」って書いてあった、みたいな(爆)。
